「低調期でも腐らない」寧作沈泥玉、無為媚渚蘭

寧ろ沈泥の玉と作るも、媚渚の蘭と為る無かれ

―寧作沈泥玉、無為媚渚蘭―

[原文](聞師魯謫富水)
寧作沈泥玉、無為媚渚蘭
[書き下し文]
寧ろ沈泥の玉と作るも、媚渚の蘭と為る無かれ
[原文の語訳]
泥に沈んだ玉を作っていてほしい。美しい蘭となれなくても
[解釈]
今は華やかな舞台で活躍できなくても、腐らずに磨きをかけていて欲しいということです。
例え才能があっても時世によって活躍できる場の有無があります。陽が当たらない時期であっても、いつ出番が来てもよいように準備や研鑽することが必要です。
周囲がしっかりとみています。その中でできる人は時機が巡ってくれば推薦され、出番が回ってくるのです。
[参考]
《聞師魯謫富水》宋代詩人_詩詞名句網

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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