「他事にまで手が回らない」怱怱にして草の暇せず

怱怱にして草の暇せず

―怱怱不暇草―

[原文](三国志 魏書 劉劭伝)
怱怱不暇草
[書き下し文]
怱怱(そうそう)にして草(そう)の暇せず
[原文の語訳]
忙しくて草のように暇でない
[解釈]
草のように風になびいてゆったりと過ごせていない。ここでは書に絡めて楷書を書くことだけで時間を割かれ、草書を書くまでの時間がないということを洒落たものです。
他事にまで手が出ないほど自分は今、一つのことに集中しているということです。
屋台で飲料を製造販売している人が水を飲む暇がないほど忙しいといっている感じですね。調理中につまみ食いもできないとか。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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