「生涯現役ならば終身修養」命有始而必終、孰長生而久視

命始め有れば而ち必ず終わり、孰か長生き而ち久しく視る

―命有始而必終、孰長生而久視―

[原文](西征賦)
命有始而必終、孰長生而久視
[書き下し文]
命始め有れば而ち必ず終わり、孰か長く生きれば而ち久しく視る
[原文の語訳]
生命は始まりがあれば終わりがあり、誰か長く生きれば長く知ることができる
[解釈]
生命には誕生から終身までとなり、長く生きればそれだけ多くのことを知ることができるということです。
「孰」の別解釈として、私の人生は始終あって、誰かが私以上に長生きしてくれれば私の事を最期までよく知ってくれるという解釈もできます。
短期間で知ることができるのは過去のことです。長い時間をかければ変化とともに、これまで学んだことの修正を知ることもできます。
時間をかけるからこそ知ることができることがあります。短期間での技術習得だけでなく、長期間の実務による勘や五感の養成も必要です。
生涯現役を自負するのであれば、終身修養といきたいものです。
[参考]
西征賦_原文、翻譯及賞析_潘安詩詞_讀古詩詞網

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