能く恥を忍ぶ者は安く、能く辱しめを忍ぶ者は存す
―能忍恥者安、能忍辱者存―
- [原文](説苑)
- 能忍恥者安、能忍辱者存。
- [書き下し文]
- 能(よ)く恥を忍ぶ者は安く、能く辱しめを忍ぶ者は存す。
- [原文の語訳]
- 恥をかくこと耐える者は憂いがなく、恥をかかされることに耐える者は存える。
- [解釈]
- 恥を書くことに尻込みしない人は心配することをせず、恥をかかされることに耐える人は安泰だということです。
- 恥じることを気にしない人は周囲からの目を気にすることなく、振り回されることがないということです。
- できる人は無知の知を把握し、辱めを受けることも経験として成長の糧とすることができるのです。
- スポーツ選手が低調期となると、復調のために周囲にアドバイスを求めたり初心に返ってやり直したりしますし、その間、批判やファンからの罵声を受けても耐えているものです。
- 成長のためにはプライドの中の一部分は捨てることが必要です。
- [参考]
- WEBチヌ釣り塾 大知昭黒鯛塾
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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