善を責むるは朋友の道なり
―責善朋友之道也―
- [原文](出典)
- 責善朋友之道也。
- [書き下し文]
- 善を責(すす)むるは朋友の道なり。
- [原文の語訳]
- 善を勧めるのは真の友のとるべき道である。
- [解釈]
- より良いものにすることは真の友として行なう道ということです。
- 互いに切磋琢磨するためには助け合うことはもちろん、時に互いを批判することも大事ですし、その批判に耳を傾けることも必要です。
- 対等な友であるからこそ、歯に衣着せぬ思い切ったことも言えるのです。
- ライバルだからこそ、相手の欠点を指摘することで向上を促し、同時に自らの点検を行うことにもつながるのです。
- [参考]
- たぶん毎日、故事成語 :善を責むるは朋友の道なり
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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