操を改め節を易す
―改操易節―
- [原文](三国志 呉書 黄蓋伝)
- 改操易節。
- [書き下し文]
- 操を改め節を易す。
- [原文の語訳]
- 操(みさお)を改めて変化させる。
- [解釈]
- 節操を変化し改めるということです。
- 節操は正しいと信じている主義や意見を堅く守って変えないことです。自他ともにそれを変えることは容易ではありません。こういうときは言葉よりも自ら模範となることが大事です。
- 自分が正しい行いをし、相手を感化させることによって改心させることができます。とはいうものの感化させたいことを相手に気づかせることも大変ですし、押し付けがましくしてしまっては逆に反抗されてしまいます。
- 人は利益に釣られます。時に正しい言動をするようになれば自分にもメリットになるという意識を与えてみる方法をとってみてもよいかもしれません。
- 節操がないという言葉もありますね。コロコロと考えが変わるような気まぐれなトップには困りものです。
- [参考]
- 【改操易节】意思_出处 – 成语词典
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