恭默にして守静す
―恭黙守静―
- [原文](三国志 蜀書 劉巴伝)
- 恭黙守静。
- [書き下し文]
- 恭默(きょうぼく)にして守静(しゅせい)す。
- [原文の語訳]
- 恭(うやうや)しく沈静を守る。
- [解釈]
- 慎みをもって沈黙を守るということです。余計なことを話して変に疑いを受けるようなことをしないということです。
- 話はどこでどう誇張拡散されるかわかりません。私語の冗談が公の言葉として広まってしまっては大変です。立場によって失脚させられる要因ともなりかねません。
- 仕事が終われば仕事のことは一切話さない。仕事終わりに一杯飲んで愚痴りたいところも、誰に聴かれているかわからないから我慢する。というのもストレスがたまりそうですが、仕事が心底好きであればおそらく不平というものはでないのでしょう。
- [参考]
- 【恭默守静】意思_出处 – 成语词典
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