「余計な話はしない」恭黙守静

恭默にして守静す

―恭黙守静―

[原文](三国志 蜀書 劉巴伝)
恭黙守静
[書き下し文]
恭默(きょうぼく)にして守静(しゅせい)す
[原文の語訳]
恭(うやうや)しく沈静を守る
[解釈]
慎みをもって沈黙を守るということです。余計なことを話して変に疑いを受けるようなことをしないということです。
話はどこでどう誇張拡散されるかわかりません。私語の冗談が公の言葉として広まってしまっては大変です。立場によって失脚させられる要因ともなりかねません。
仕事が終われば仕事のことは一切話さない。仕事終わりに一杯飲んで愚痴りたいところも、誰に聴かれているかわからないから我慢する。というのもストレスがたまりそうですが、仕事が心底好きであればおそらく不平というものはでないのでしょう。
[参考]
【恭默守静】意思_出处 – 成语词典

#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #劉巴

[正史 三国志]

平成29年(2017年)7月24日からの今日の一言は「正史 三国志」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
;

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からから平成29年(2017年)6月15日までの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
;

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました