「事は一人ではできない」事之済否、不待一人

事の済否は、一人を待たず

―事之済否、不待一人―

[原文](三国志 魏書 袁紹伝)
事之済否、不待一人
[書き下し文]
事の済否(せいひ)は、一人を待たず
[原文の語訳]
事を成否は、一人だけの力ではどうすることもない
[解釈]
成否に関係なく、事を興すときは一人の力ではどうしようもない。何をするにでも周囲の力がないといけないということです。
陰徳を積むことは一人でもできますが、それを大きな波にするには周囲が感化されて一緒に動き出さないと起きないものです。まして大義を志して動くとなればなおさら周囲の協力が必要になってきます。
事の成否は二の次です。まずは動かなければ始まりません。一人でも多く協力してもらえる人を増やしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #焦触 #韓珩

[正史 三国志]

平成29年(2017年)7月24日からの今日の一言は「正史 三国志」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からから平成29年(2017年)6月15日までの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました