事の済否は、一人を待たず
―事之済否、不待一人―
- [原文](三国志 魏書 袁紹伝)
- 事之済否、不待一人。
- [書き下し文]
- 事の済否(せいひ)は、一人を待たず。
- [原文の語訳]
- 事を成否は、一人だけの力ではどうすることもない。
- [解釈]
- 成否に関係なく、事を興すときは一人の力ではどうしようもない。何をするにでも周囲の力がないといけないということです。
- 陰徳を積むことは一人でもできますが、それを大きな波にするには周囲が感化されて一緒に動き出さないと起きないものです。まして大義を志して動くとなればなおさら周囲の協力が必要になってきます。
- 事の成否は二の次です。まずは動かなければ始まりません。一人でも多く協力してもらえる人を増やしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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