「相手足下の守護精神は評価する」各為其主也

各其の主の為なり

―各為其主也―

[原文](三国志 魏書 曹爽伝)
各為其主也
[書き下し文]
各其の主の為なり
[原文の語訳]
それぞれその主人のためである
[解釈]
誰もが主人のためを思うのは当然だということです。
曹爽が出頭するのを止めようとした楊綜は反逆者だと訴える人がいましたが、司馬懿は主人のためを思っての言動は当然であるとして逆に評価しました。
上司や組織を守るために相手からの報復を恐れず意見を述べるには勇気が必要ですし、またそのような人物の守護精神は敵対しながらも正当に評価する寛容さを持ちたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #曹爽 #司馬宣王 #楊綜 #司馬懿
[ad#book]

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました