聞くに仁者は盛衰を以て節を改めず、義者は存亡を以て心を易わらずと
―聞仁者不以盛衰改節、義者不以存亡易心 ―
- [原文](三国志 魏書 曹爽伝)
- 聞仁者不以盛衰改節、義者不以存亡易心。
- [書き下し文]
- 聞くに仁者は盛衰を以て節を改めず、義者は存亡を以て心を易わらずと。
- [原文の語訳]
- 聞くところによると仁者は盛衰にとらわれることなく節操を変えず、義者は存亡にとらわれることなく心変わりしないそうです。
- [解釈]
- 仁や義に習えば、節変や改心はそう簡単にしてはいけないということです。
- 孤独や少数派になると不安になり周囲にあわせたくなるものですが、だからといって変えても良いところといけないところを弁えることが重要です。
- 政界では離散集合が頻繁に行われ、時にこの言葉を贈りたいことがありますね。保身のため支援者や下部組織のことはお構いなしの言動は困りものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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