これ敵を禽にする所以、奈何ぞ之を去らん
―此所以禽敵、奈何去之―
- [原文](三国志 魏書 荀攸伝)
- 此所以禽敵、柰何去之。
- [書き下し文]
- これ敵を禽にする所以(ゆえん)、奈何(いかん)ぞ之を去らん。
- [原文の語訳]
- これは敵を捉えるため、どうして逃げることがありますか。
- [解釈]
- 不意に敵と遭遇した際に、いかにも計算の上であるように振る舞うことで自陣を落ち着かせるということです。
- 想定外の出来事にトップが少しでも動揺を見せてしまうと組織全体が浮足立ってしまいます。そんな時、平静を装う参謀がいることは強味になります。
- ただ、何の根拠もなく口走るだけでは意味がありません。打開策を少しでも講じておくことも必要です
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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