斤石旣に差あるも、悔い及ぶ所無し
―斤石既差、悔無所及―
- [原文](三国志 魏書 賈詡伝)
- 斤石旣差、悔無所及。
- [書き下し文]
- 斤石(きんせき)旣に差あるも、悔い及ぶ所無し。
- [原文の語訳]
- 石の目方に差があって、後悔してもすでに手遅れである。
- [解釈]
- 目算と差があることに、後悔してもすでに手遅れだということです。
- 組織にとって絶好の機をトップが判断を誤ったことで見す見す逸してしまった代償は非常に大きいのものです。
- 慎重が過ぎると好機を逃しやすいものです。賭けにも似た大英断が必要なときもあるのです。
- 安易に決断して、開けてみたら「こんなはずじゃなかった」ということがありますね。
- 危機管理がしっかりできていれば、実行した時としなかった時の結果予測がある程度できるものです。多角的な視野をもち、結果の表裏を計算できるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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