「安泰なときほど先のこと考える」深計遠慮

深く計り遠く慮る

―深計遠慮―

[原文](三国志 魏書 田疇伝)
偷快一時、無深計遠慮
[書き下し文]
一時に快を偷(とう)て、深く計り遠く慮(おもんぱか)ること無き。
[原文の語訳]
ひと時の快楽に心を奪われ、先のことを深く考えめぐらすことをしていない。
[解釈]
これから先のことを深く考えめぐらすということです。
今が平穏無事だからと考えることをやめてはいけません。いつ何時、事態が急変するかわからないのが世の中です。
商売が繁盛していることに胡座をかいて満足していると、業績が下り坂になった時には手遅れになる危険性があります。安泰なときほど次の一手を考えておく必要があります。危機管理は常にもっていなくてはいけません。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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