鉤深致遠
―鉤深致遠―
- [原文](三国志 魏書 邴原伝)
- 鉤深致遠(こうしんちえん)。
- [書き下し文]
- 深く鉤(こう)し遠く致す。
- [原文の語訳]
- その鉤(かぎ)は深く遠くまで行き届いている。
- [解釈]
- 知見の範囲は深くて遠くまで広がっているということです。ただ知っているだけではないということです。
- 知っているだけの雑学ではなく深く知り得ている博学ということです。
- スペシャリストの中にはその分野だけではなく、そこに影響を与えたり関連する周囲の事柄にも精通しているものです。
- 一流の料理人の中には調理法だけではなく、科学的であったり食材の生産に関するところまで勉強している人も多くいるのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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