国まさに隕なれば、厘の緯を恤ず
―国之将隕、釐不恤緯―
- [原文](三国志 魏書 邴原伝)
- 國之將隕、釐不恤緯。
- [書き下し文]
- 国まさに隕なれば、厘の緯を恤ず。
- [原文の語訳]
- 国が崩壊しようとしているとき、わずかな緯糸に心血を注げない。
- [解釈]
- 国が崩壊しようとしているのであれば、織り機の緯糸の些細な不良には気遣いしていられないということです。
- それなのに君は無関知とはいかがなものかという嘆きに続きます。
- 組織が傾いているとなると、パートやアルバイトであっても行き末を危惧して労働に集中できないのではないでしょうか。ただ、そこで注意力が散漫になってしまうことで、欠陥製品を生み出す悪循環に陥ってはいけません。
- 地域での街頭犯罪が増加傾向にあれば、老若男女問わず住民ひとりひとりが危機感をもって防犯意識を高める必要があります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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