そもそも事を論じ敵を料るは、己を以て人を度る當
―夫論事料敵、當以己度人―
- [原文](三国志 魏書 鍾繇伝)
- 夫論事料敵、當以己度人。
- [書き下し文]
- そもそも事を論じ敵を料るは、己を以て人を度る當。
- [原文の語訳]
- そもそも事を論じ敵を見定めるには、自分を用いて相手を推し量るべきである。
- [解釈]
- 対する相手と比較するのは自分自身ということです。
- 孫子の兵法にも「彼を知り己を知れば百戦殆からず」も自分と比較するところに根拠があります。
- 進学でもまずは自分の実力を知った上で、希望する学科などを加味して志望校を絞り込んでいくものです。
- 自分の技量や許容範囲を考慮した上で宣伝広報活動を行なわないと、処理しきれない嬉しい誤算となる可能性もあります。
- ただし比較するにも場合によります。時には「他人は他人、自分は自分」という時もあるものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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