習い性と成る
―習与性成―
- [原文](書経 太甲上)
- 習与性成。
- [書き下し文]
- 習い性と成る。
- [原文の語訳]
- 習慣は性となる。
- [解釈]
- 習慣はやがて生まれながら持ちあわせたかのようになるということが解釈の主流ですが、自分としては「性」は「しょう」として、「たち」だったり「根性」という意味合いもできると考えます。
- もともとは本嫌いだったのに、毎日少しずつ読書するようにしていたらいつの間にか本好きになった。とか、読書が性に合うようになった、読書するたちになった、などです。
- 習慣化するにはある程度の根性も必要ですし、本当に嫌いなことは長続きしません。続けられるということは気づいてなかったがわずかでも性に合っていたということです。
- 善行や鍛錬を習慣化して、やらないと気がすまない「たち」にしたいものです。
- [参考]
- 『習与性成(しゅうよせいせい)』の意味と定義(全文) – 辞書辞典無料検索JLogos
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