「組み合わせて最上に」時人號三人為一龍

時の人は三人を號は一龍と為す

―時人号三人為一龍―

[原文](三国志 魏書 華歆伝)

時人號三人為一龍。

[書き下し文]

時人號すは三人は一龍と為す。

[原文の語訳]

当時の人は三人を一龍と呼んだ。

[解釈]

仲の良い三人を頭、胴体、尾尻に見立て、一頭の龍を構成すると呼んだということです。龍ですから、当時としては相当の高評価ということになります。

それぞれに高いレベルにありながら、さらに三位一体となれば相乗効果でより強力になるという好展開ですね。互いにその力を潰し合うようではいけません。

良い材料を手に入れたならば、組み合わせることで最上の品ができるようにしたいものです。

[参考]

中國哲學書電子化計劃字典

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