学これ人において資なり、その藍の素において染め猶や
―学之資於人也、其猶藍之染於素乎―
- [原文](三国志 魏書 王朗伝)
- 學之資於人也、其猶藍之染於素乎。
- [書き下し文]
- 学これ人において資なり、その藍の素において染め猶や。
- [原文の語訳]
- 学問は人における原資であり、ちょうど藍を素にして染めるのに似ている。
- [解釈]
- 学問は人格形成に影響を与えるもので、藍で生地を染めるのに似ているということです。
- 環境が人を育てるといいます。周囲に恵まれると人としても成長しやすくなります。
- ただし藍で染めるのと同じで、生地の質も大きく影響することも確かです。生地が悪ければ仕上がりがイマイチになるように、本人にその意志がなければ勉強しても血肉にはなりません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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