各党、公認や公約が発表され始めています
公示日が近づく第48回衆議院議員総選挙、公認の発表などで徐々に立候補予定者の顔ぶれが出揃ってきましたし、公約も徐々に明らかになってきています。
自分の地元も自民・希望・立憲民主の典型的な「三者択一」の様相を呈してきました。
河村たかし市長は策により出馬を断念させられた?
で、先日まで名古屋での関心事と言えば毎度のことながら「河村たかし名古屋市長が職を辞して衆議院選挙に出馬するかどうか?」というコト。
これによって市の広報紙「広報なごや」には毎号、市長のコメントが掲載されていますが、急遽差し替えをしたとかいう話です。確かに10月号には掲載されてないですね。
それ以外も急遽変更した案件がいくつかあったようです。
で、話を戻して、その出馬云々が国政・視聴選挙のたびに最大の関心事になっていますが、今回も「それよりも名古屋の市政をしっかりやれと言われとりますで」と、また出馬せずという結論に(平成29年10月6日現在)。まるで「出る出る○○」ですねw
ところで、実は今回は「市政をしっかり」という言い訳はもとより、加えて後継となる市長選びが難航したということもあるでしょうが、それ以上に深刻な問題だったのは自分が「希望の公認」を得られないということだったのではないでしょうか。
河村市長は自らの出馬を検討してきたが、希望の公認を受ける見通しが立たず、希望代表の小池百合子東京都知事や大村秀章愛知県知事らの首長が出馬しない意向を示していることなどから、最終的に断念。
衆院選:減税 愛知3区にも擁立へ – 毎日新聞
と、さらっと記事にかかれています。
というのも、以下の記事によると排除リストなるものが存在していたようです。
首相や党代表、幹事長など幹部経験者、リベラル系、そして小池のお膝元である東京の候補者がターゲットにされている。
小池百合子代表の希望の党が公認拒否 民進党「排除リスト」に菅氏や枝野氏、辻元氏ら|ニフティニュース
ここには名前すら出てきてないですが、河村たかし市長は地域政党「減税日本」の代表であり、この政治団体はわずか1ヶ月でしたが国政政党にもなっています。
つまり名前こそ記載されていませんが排除リストの該当者なわけです。
さらに市長になる以前の民主党下での衆議院議員時代には、常々
のように「総理をねらう男」と公言しています。
これが災いして、排除対象者にはなっているのではないでしょうか。
代表とは別に誰が「党の顔」になって総理候補になるかを考えたら真っ先に排除対象に
そもそも民主・民進の首相や党代表、幹事長クラスの人は希望の公認を受けようという考えはほとんどなかったはずから、結局のところ、首相や党代表、幹事長など幹部経験者を公認しないというのは建前で、実質「総理をねらう男」の出馬封じと考えられるわけです。
そりゃ出るとなれば、さっさと減税日本は解党して希望の党に合流して、自分は「わしが総理をねらう男ですがね」と言いまくる。
本人が言わなくても(その可能性は低いですが)、周りが「いよいよ総理をねらえるところに来たね!!」となる訳です。
そんなことを黙認できる代表ではないでしょうからね。
ここも目立たない細かいところですが先手を打っておいたということでしょうか。小事は大事といいますからね。
ちなみ、そんな河村たかし市長の代わりに公認をもらって出馬することになったのが佐藤夕子(政治家) – Wikipedia前名古屋市会議員です。この方は愛知県会議員と減税日本所属として衆議院議員を一期務められています・
なお、この方も先の減税日本の副代表という幹部経験者ではありますがなぜか公認を受けることができました。はて?
※減税日本は所属議員5名を確保したため、わずか1ヶ月の短い期間でしたが国政政党となっています。その後は「日本未来の党」に合流して消滅しましたが。あ、そうそう、そういうことで「日本未来の党」の党首であった嘉田前滋賀知事さんも排除な訳です。小沢一郎さんも鞍替えを狙った山本太郎さんもダメですね。でも公認はしないけど当選したらどうなるかわかりませんけどね。水と油は手をつなぎますから。ひょっとしたら声高らかに総理をねらうと言っている河村さんを排除した一方で、鳴りを潜める小沢さん悲願の…という可能性もありますね。まぁ二人が一度決別している過去もあるのでなんとも言えませんが。
さて「ユリノミクス」が「スクミノリユ(竦みの理由)」にならないように、ね。
なるぱら – 緑区まちかど情報 ≫第48回衆議院議員総選挙の立候補予定者(2017/10/3現在)
http://www.narupara.com/modules/town_navi/shuugiinngiinnsennkyo_20171022/
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