LED街路灯でテレビの受信障害が発生

省エネの一環として導入が促進されているLED街路灯。最近は青色が犯罪意識を抑制する効果があるとして青色LED街路灯として防犯に一役買っているケースも多く見受けられるようになりました。政府の経済対策としてエコ事業で助成金が出るケースもあり、導入がどんどんと進んでいます。
ただLED電灯が全てにいいことだらけではなく、例えばLED信号の場合、北国では今までの電灯に比べて発熱がないために冬場、信号機に積もった雪が溶けずに重みで歪んだり、点灯部分が降りかかった雪で見えなくなってしまったり、タクシーのドライブレコーダーでは周波数が同期してしまい、常時消灯した状態になってしまって、事故発生時などの進行信号の確認ができないなどの弊害があったりもしてます。
今回も意外なところに弊害がでてしまった事例です。対策はとられてはいるようですが…アナログ局の場合のみ発生するということで、早く地デジ化しろという策略なのかな?

河北新報 東北のニュース/LED街路灯で受信障害 520基分 栗原市
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100709t11019.htm

宮城県栗原市が商店街で導入を進める発光ダイオード(LED)の街路灯の影響でテレビの受信障害が発生し、街路灯約520基分、LED約1000個を取り換えていたことが8日、分かった。いったん白熱灯や蛍光灯に交換し、再び改良型のLEDを付けたが、一部世帯では依然、受信障害が残ったままとなっている。  LED導入は国の経済対策を活用したエコ商店街推進事業として、昨年度から実施。LEDは東京の企業が製造した。今年2、3月に行った最初の工事の直後、一部住民から「テレビの映りが悪くなった」との苦情が放送局や市などに寄せられた。障害はVHFのアナログ波を使った放送局で起きた。(本文続く…)

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました