「始源を大事にする」追本敬始、所以篤教流化也

本を追って始を敬するは、教を篤し化を流す所以なり

―追本敬始、所以篤教流化也―

[原文](三国志 魏書 劉曄伝)
追本敬始、所以篤教流化也
[書き下し文]
本を追って始を敬するは、教を篤し化を流す所以(ゆえん)なり
[原文の語訳]
根本を追求して始源を敬うのは、教化を行き届かせ感化させる根拠である
[解釈]
言葉の真意を知りそれを大事にするのは、訓戒とするためということです。
言葉の表面上だけを見聞きしただけで知った気になるのではなく、その由来や語源を知ることで本来の意味を理解することができ、そうすることで自らの血肉とすることができるのです。
組織においては社訓、社是、理念などがそれにあたるのではないでしょうか。しっかりと理解して尊重したいものです。
商品においても、開発の由来や目的を知ることで相手に紹介するに際に説得力が増します。
自分で咀嚼することで理解を深め、さらに自らの経験を重ねることでより深遠となるのです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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