「手本には高いレベルを用いる」愚不得臨賢、賤不得臨貴

愚は賢に臨むを得ず、賤は貴に臨むを得ず

―愚不得臨賢、賤不得臨貴―

[原文](三国志 魏書 程曉伝)
愚不得臨賢、賤不得臨貴
[書き下し文]
愚者は賢者の居る場所には来れず、賤者は貴者の居る場所には来れない
[原文の語訳]
愚者は賢者の域に達することはできず、賤者は貴者の域に達することはできない
[解釈]
人格の低い人が背伸びをしても人格者に並ぶことはできないということです。
組織を教化するには資質のある人物を登用しなくてはいけないといういうことです。
手本となる人や事が高いレベルでないと、教わる側の上達もそれなりのレベルで終わってしまいます。自ら学ぼうとするならば、できるだけ高いレベルの人や事に触れたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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