三不肯
―三不肯―
- [原文](三国志 魏書 梁習伝)
- 劉府君有三不肯。
- [書き下し文]
- 劉府君は三不肯(さんふこう)あり。
- [原文の語訳]
- 劉府君(劉類)には三つの不肯がある。
- [解釈]
- 三つの同意できないことがあるということです。
- 今回の場合は、下の者が上の者に対して口にしてはいけない三つの言葉(三不肯)「左遷(降級)・免職・死刑」の願いを口に出したくなるほど劉類は酷い人物だということです。
- 酒の席で上司や上層部の陰口をたたくことがありますが、さすがにここまで言われる人はそうそういないはずですが、学校ではこういった過激な悪口によるいじめがあるのです。
- 他人は自分の鑑です。子どもは別として、社会人となり、上に立つ身となって部下にここまで言われるほどに自分の言動に問題があるということに気づかなければいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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