坐忘
―坐忘―
- [原文](書経)
- 坐忘。
- [書き下し文]
- 坐忘。
- [原文の語訳]
- 虚心。
- [解釈]
- 五体から力を抜き去り、いっさいの感覚をなくし、身も心も虚ろになりきった状態。
- 静座することで世間の喧騒から離れ、雑念を除くことを意味するそうですが、なかなかそんな余裕はないですね。朝のひとときや就寝前など、一人の時間を少しでももちたいものです。
- ひょっと本来の解釈とは逸れますが、心配事や考え事があると、目の前の課題も上の空になって更なる失敗を犯す危険性があります。そうならないためにも危惧することは書き出すなどして外部に記録することで頭の中を空っぽにして、リセットしたりリフレッシュして目の前のことに集中しましょう。
- [参考]
- (19)荘子、坐忘を語る – 空っぽの部屋(虚静恬淡に生きる)
- 坐忘(ザボウ)とは – コトバンク
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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