人に先んじるを以てその心を奪うなり
―先人以奪其心也―
- [原文](三国志 魏書 賈逵伝)
- 先人以奪其心也。
- [書き下し文]
- 人に先んじるを以てその心を奪うなり。
- [原文の語訳]
- 人より先手をうつことで、その心を奪う。
- [解釈]
- 相手より先手をうつことで、心理的に自分のペースに持ち込むことができるということです。
- 相手に不意の先手をうたれると動揺してしまうものです。それにより相手の思うように事を運ばれてしまいかねません。
- 料理や商品でも注文品をまだ決めていないお客さんであれば、メニューやカタログの最初の方や目につくところにおすすめ商品などを紹介することで、関心を引き受注率を高めることができます。
- 相手より先手を打つためには、事前の計画と準備がかかせません。つねにアンテナを張って先見を明を持てるようにしておきたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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