「餌と仕掛けを理解する」古来芳餌下、誰是不呑鈎

古来芳餌の下、誰か是鈎を呑まざらん

―古来芳餌下、誰是不呑鈎―

[原文](題厳陵釣台)
古来芳餌下、誰是不呑鈎
[書き下し文]
古来芳餌の下、誰か是鈎を呑まざらん
[原文の語訳]
古来から餌の下では、誰が釣り針を飲まないだろうか
[解釈]
餌に釣られて釣り針を飲まない人はいない。美味しそうな餌は釣り針にかかっているということです。
美味しい話には裏がありそうです。目の前の利益に釣られないように注意しないといけません。
調子が良いことには何か仕掛けがあったはずです。調子を維持するためにはこの仕掛けをしっかりと分析する必要があります。
また、反響を得るにはどのような仕掛けや餌が必要かを考えることも必要です。仕掛けがよくても餌がついていなければ魚は釣れませんし、魅力的な餌でも仕掛けが不十分では取り逃がしてしまいます。この場合は商品力(商品自体の魅力)とストーリー(こだわりやキャッチフレーズ)といったところでしょうか。
[参考]
無垢な心を養いつつ生きた後漢の自由人 – 社説:中外日報

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました