嘘枯吹生
―噓枯吹生―
- [原文](三国志 魏書 鄭渾伝)
- 嘘枯吹生。
- [書き下し文]
- 嘘枯吹生(きょこすいせい)。
- [原文の語訳]
- 枯れたものを生き返らせ、生きているものを枯らす。
- [解釈]
- 議論において生物の生死を反転させるほどの弁論力を持つ。口達者ということです。
- ここでは口達者であっても実務には疎いと続きます。理路整然と並び立てても現実的にみて机上の空論では意味がありません。
- また口では雄弁に語りながら、いざとなると行動に移せないような人もいます。例えば英語教師が授業ではペラペラなのに外国人教員が来校したり、いざ町中で英語で会話することになると全く喋ることができないようでは困りものです。
- 専門知識を広く持ち合わせていても、実践に活用できないようでは宝の持ち腐れです。言行一致できるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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