賊至らば乃ち発つ
―賊至乃発―
- [原文](三国志 魏書 張遼伝)
- 賊至乃發。
- [書き下し文]
- 賊至らば乃ち発(はな)つ。
- [原文の語訳]
- 賊がたどり着いたらその時に開ける。
- [解釈]
- 敵軍が攻め寄ってきたら、その時やっと、あらかじめ用意しておいたこの命令書の箱を開けろということで、緊急時の対応をあらかじめ計画しておくということです。
- 基本的な危機管理や高い確率で発生が予想されるトラブルに対しては、予防もしくは最小限の被害で抑えるためマニュアルの作成をしておきたいものです。
- マニュアルが準備されていても、それが現実離れしたり指示に従えないような内容であってはいけません。応対事項もその場にいる責任者もしくは誰もが実行できるレベルでなければいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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