「守りに入ると小さくなる」專任怯者則懼心難保

専ら怯者に任すは則ち心惧し保つは難し

―専任怯者則惧心難保―

[原文](三国志 魏書 張遼伝)
專任怯者則懼心難保
[書き下し文]
専(もっぱ)ら怯者(きょうしゃ)に任すは則ち心惧(く)し保つは難し
[原文の語訳]
一途に臆病者に任せることは怖気づいて保守することは難しい
[解釈]
気が弱い人に任せては怖気づいて守ることもままならないということです。
気が弱いと守りに入ってしまい攻めることはもちろん、相手に攻めこられると保有している領域さえ維持することは難しいということです。
忙しくなった時、多少のキャパオーバーでも無理をするか、早めに見切りをつけるかで、ピークが過ぎた後の受注量やリピーター量に差が出てきます。
気が弱いと自分にも甘え「ま、いっか」で終わってしまいます。そうなると向上は望めません。上を目指すことを考えてあまり保守的にならないようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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