暴を討ち塁を堅める
―討暴堅塁―
- [原文](三国志 魏書 于禁伝)
- 討暴堅壘。
- [書き下し文]
- 暴を討ち塁(るい)を堅める。
- [原文の語訳]
- 侵暴者を討ち軍壁を堅める。
- [解釈]
- 敵に攻め込まれた際に乗じた内部の乱れを正し、かつ外部からの侵入を防ぐために砦を強堅にするということです。
- 近所に力で推すタイプのライバル店が出店する情報が入っても、冷静さを保ち内部での混乱を沈静化し、サービスや商品力を充実させて集客を保つということです。
- インスタ映えするメニューで人気を博す店が進出してきても、風潮に流されることなくこれまでの路線を貫く。ブームの陰りが出てきたときにこれまでの実績と底力が試されるのです。
- 正しい行いをしているからこそ、外部からの侵入を防ぐことが保身よりも優先できるのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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