火を積薪の下に置き而に其の上に寝す、因て之を安と謂う也
―置火積薪之下而寝其上、因謂之安也―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 置火積薪之下而寢其上、因謂之安也。
- [書き下し文]
- 火を積薪の下に置きその上に寝す、因てこれを安という也。
- [原文の語訳]
- 火を積み上げた薪の下に置いておいてその上で寝ていながら、これで安全だといっているようなものである。
- [解釈]
- 燃えやすい薪の下に火を置くことさえ危険なのに、さらにその上で寝ることまでも安全だと言っているのは安心しすぎだということです。
- 危険な状態だと指摘されていているのに、根拠もなくただ安全だといっているということです。
- 根拠がなければ説得力があるはずがありません。相手を納得させるだけの根拠や資料をきちんと提供できるようにしましょう。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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