「用意周到の上で直近の変化にも対応できるようにする」識變數、善處營陣、料戰勢地形

変数を識し、善処に陣を営み、戦勢と地形を料する

―識変数、善処営陣、料戦勢地形―

[原文](三国志 魏書 張郃伝)
識變數、善處營陣、料戰勢地形
[書き下し文]
変数を識(しる)し、善処に陣を営み、戦勢と地形を料(りょう)する
[原文の語訳]
数々の物事の変化を見分け、適所に陣を敷き、勢力や地形を判断した
[解釈]
状況の変化を的確に捉え、現状を考慮した上で臨機応変に対応したということです。
スーパーなどの販売店で、売り場担当者は常にメディアなどに向けアンテナを張って情報を集め、その日その日の流れを予想し売れそうな商品を目立つところに配置、当日になってテレビで紹介されるなど新たな売れ筋が出そうな場合でもすぐに再配置できるローダーシップを持つといった感じでしょうか。
臨機応変に対応するには、あらかじめいくつかのケースを想定しておく必要があります。できる人はまず想定外ということが無いように努め、それでも想定外の事態に至っても冷静に自分と相手とを比較分析し、的確な判断ができるのです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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