「私財を投げ売ってでも支援する」傾家振施

家を傾けて振り施す

―傾家振施―

[原文](三国志 魏書 李通伝)
傾家振施
[書き下し文]
家を傾けて振り施(ほどこ)す
[原文の語訳]
家財を傾けて救い施す
[解釈]
家計が傾くほどに心を寄せて救い施すということです。「振」には救う・助けるという意味があるので「振施」はより強く救いの手を差し伸べるということになります。更に「傾」は傾く・心を寄せるという意味があります。
原文にある李通は飢饉で苦しんでいる人のために私財を投げ売って食糧を調達するなどの懸命の支援をしたそうです。
災害支援を行なう厚意には大小ありますが、私財を投げ売ってまでとなるとなかなか難しいものです。相手が困っている時にはできる最大限の支援をしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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