経国の臣、寧ぞ妻孥を懐かんや
―経国之臣、寧懐妻孥邪―
- [原文](三国志 魏書 閻溫伝)
- 經國之臣、寧懷妻孥邪。
- [書き下し文]
- 経国の臣、寧(なん)ぞ妻孥を懐(いだ)かんや。
- [原文の語訳]
- 国を経める(治める)臣下が、どうして妻子のことを思うのだろうか。
- [解釈]
- 国家に仕える臣下が、従事中に家族のことなど考えるはずがないということです。
- 公務員が見返りに相手から家族に対し便宜を図ってもらうなどの受託収賄事件がたまにありますね。
- 仕事中は目の前の事案に集中し、家族のことを考えるのは休憩中にするなど、公私は区別するように心がけたいものです。
- ただどうしても気になって仕方がない場合は、早退や休暇をとるなどし、仕事から離れることも一考です。
- が、どうしても仕事から離れられない場合には、注意力散漫で余計なミスを犯して無駄な時間を作らないように集中し、少しでも早く終わらせられるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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