柴を曳いて塵を揚げる
―曳柴揚塵―
- [原文](三国志 魏書 閻溫伝)
- 曳柴揚塵。
- [書き下し文]
- 柴を曳いて塵(ちり)を揚げる。
- [原文の語訳]
- 柴を引きずって埃を立てる。
- [解釈]
- 塵を巻き上げることで、まるで多勢で移動しているかのように相手を騙すという方法です。
- 中身の見えない空箱を積み上げて、いかにもたくさん在庫を用意しているかのように相手に勘違いさせたりしますね。
- 惣菜品の上げ底もこういった手法の一つですね。
- 実体をうまくカモフラージュして相手に疑心暗鬼を生じさせる戦術も時に必要です。ただし水増しするにしても正当性をもって行わなくてはいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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