「分かっているから近づかない」鳳皇は其の罻羅に離れず

鳳皇は其の罻羅に離れず

―鳳皇不離其罻羅―

[原文](三国志 魏書 劉廙伝)
鳳皇不離其罻羅
[書き下し文]
鳳皇は其の罻羅(うつら)に離れず
[原文の語訳]
鳳凰は鳥を捕獲する網にはかからない
[解釈]
罠があることが分かっているのに、どうして行くというのか。ということです。ここでの「離れず」は「かからない」という意味になります。
動物でさえ罠が仕掛けられていることを察知して警戒し、無理に近付こうとしないのに、まして人であれば尚更ということです。
できる人は危機管理に長けています。簡単に命を危険に晒すようなことはしません。風見鶏のごとく簡単に政党を乗り換えるようなことはしないものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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