「目立たなくても重要な存在」剛断にして骨鯁

剛断にして骨鯁

―剛断骨鯁―

[原文](三国志 魏書 盧毓伝)
剛斷骨鯁
[書き下し文]
剛断(ごうだん)にして骨鯁(こっこう)
[原文の語訳]
決断力があり思い切って行動をし剛直でもある
[解釈]
性格は果断で魚の堅い小骨のように剛直だということです。
骨鯁は魚の小骨のことで、思いのほか堅くて喉に引っかかると面倒なことになります。曲がったことを通そうとしても、このような人物がいれば無理に押し通すことはできなくなります。
屋台骨や骨格となる太い骨だけがあればよいのではありません。このような小さな骨の一本でも全体を安定して形成するには必要不可欠なのです。硬骨の士だけでなく骨鯁の士も大事にしなければいけません。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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