「すきま時間も大事に」大禹聖人乃惜寸陰、衆人当惜分陰

大禹は聖人にして乃ち寸陰を惜しめり、衆人はまさに分陰を惜しむべし

―大禹聖人乃惜寸陰、衆人当惜分陰―

[原文](晋書)
大禹聖人乃惜寸陰、衆人当惜分陰
[書き下し文]
大禹(だいう)は聖人にして乃ち寸陰を惜しめり、衆人はまさに分陰を惜しむべし
[原文の語訳]
(聖王といわれた)禹は聖人であるにもかかわらず、短い時間でも惜しんで勤勉に励んだ。一般人は、さらに細かな時間を惜しんで勤勉に励まなくてはいけない
[解釈]
できる人は僅かなすきま時間でさえ有効利用しています。信号待ちの時間でも1つの単語を覚えるなど、ボーッとしていたり、ゲームに没頭しているのはもったいないですね。
時間は何事も代え難い貴重な資本です。体力は治癒できたり、お金は増減させることはできますが、時間は巻き戻すことができません。
ただ「寝る間を惜しんで」や「仕事の虫」までなってしまうと体を壊しかねません。休むときはしっかり休まないといけません。いかに効率的に集中と解放をこなせるかですね。
できれば一石二鳥といきたいものです。楽しみながらも吸収する。何をするにでも何か得る意識を持ちたいものです
[参考]
大禹は聖人なり。乃ち寸陰を惜しめり。 – 味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう
ワカメ共和国~研究が煮詰まっております~ 大禹聖人乃惜寸陰、衆人当惜分陰

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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