「適任者はここにいる」騏驥を而乗ら不釈て、焉んぞ皇皇として而更に索めん

騏驥を而乗ら不釈て、焉んぞ皇皇として而更に索めん

―釈騏驥而不乗、焉皇皇而更索―

[原文](三国志 魏書 杜襲伝)
釋騏驥而不乘、焉皇皇而更索
[書き下し文]
騏驥を而乗らず釈(す)て、焉んぞ皇皇として而更に索(もと)めん
[原文の語訳]
駿馬を乗らずに放置したままで、どうして慌ただしく他に探し求めるのか
[解釈]
所有している優秀な馬をそのままにして、どうして他からさらに優秀な馬を探してこようかとというのか。適任者がいるのだから、別の人材を探す必要などないということです。
識別眼がある人にとっては、他の人がなぜをそれを見つけることができないのか苛立ちを覚えることもあるでしょうね。
適材適所に人材や物事を配置できるマネージャーがいる組織は発展するものです。
特に急ぐ場合、最適なものがない中でも適切なものを見つけられるような眼力を身につけたいですね。時間をかけて最上を目指すより、手早く上位に達する方がプラスになる場合が多いものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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