計謀を以てこれを図るが宜し、兵威を以て迫るべからずなり
―宜以計謀図之、不可以兵威迫也―
- [原文](三国志 魏書 裴潜伝)
- 宜以計謀圖之、不可以兵威迫也。
- [書き下し文]
- 計謀をもってこれを図るが宜(よ)し、兵威をもって迫るべからずなり。
- [原文の語訳]
- 計略を用いる方法がよく、威力を用いて迫ってはいけない。
- [解釈]
- 曹操が武力により制圧したいと考えたことに対し裴潜は相手の状況を見定めて今回は計略を用いることを提案します。
- 時と場合によって策謀と武力を使い分けるということです。
- 闇雲に力一辺倒では体力が持ちませんし、相手の策略に陥れられる危険性もあります。また計略ばかりでは相手も警戒心を強めるだけです。相手の隙をつくには使い分けが必要です。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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