炭を抱きながら涼を希う
―抱炭希涼―
- [原文](三国志 魏書 高柔伝)
- 抱炭希涼。
- [書き下し文]
- 炭を抱きながら涼を希(こいねが)う。
- [原文の語訳]
- 炭を抱きながら涼しさを欲しがる。
- [解釈]
- 炭を抱きながら涼しさを欲しがる。言動がチグハグだということです。
- 広く意見を求めたいと言いながら、まったく傾聴する気がなかったり、猜疑心が強いのに人を迎え入れたいということです。
- 健康志向といいながら刺激物を多く取り入れたりするのも当てはまるのかもしれません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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