「私欲に打ち克つ精励を怠らない」己に克ち内に訟る

己に克ち内に訟る

―克己内訟―

[原文](三国志 魏書 楊阜伝)
克己內訟
[書き下し文]
己に克ち内に訟(うったえ)る
[原文の語訳]
自分の中にある欲望を克服するように意識する
[解釈]
自分の中にある欲望に打ち克つことを心の中で常に意識するということです。
できるトップは私欲よりも他利を優先とし、社会貢献を目指すことを念頭に置いているものです。
自分の名誉のために、自陣の利益のためだけに言動するトップには困りものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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