「勇気を与えられる存在になる」謇諤は以て物を励ますに足る

謇諤は以て物を励ますに足る

―謇諤足以励物―

[原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
謇諤足以勵物
[書き下し文]
謇諤(けんがく)は以て物を励ますに足る
[原文の語訳]
遠慮なく直言することは何事においても励ますのに充分である
[解釈]
正しいことを遠慮せずに意見したり、議論することは何事においても勇気づけられるということです。
正しい議論であれば、し尽くして導き出された結論に対して異論が出ることはなく、自信をもって出せるものです。
普段から何事にも歯に衣着せぬ手厳しい意見をしてくれる人に褒めてもらうと自信に繋がります。
優秀なトップには優秀な側近がいるもので、彼らの言葉がトップに英断させる勇気を与えている場合が多いものです。そういう人に身近にいてほしいものですし、自らがそういった存在になりたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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