志高く行いは絜く、才博にして気猛し
―志高行絜、才博気猛―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 志高行絜、才博氣猛。
- [書き下し文]
- 志高く行いは絜(いさぎよ)く、才博にして気猛し。
- [原文の語訳]
- 志を高くもち行いは清潔、才能豊かで気力は勇猛。
- [解釈]
- 高い志のもとで言動は道徳に沿って清く、才能豊かで博学、気力も充分ということです。
- 志が高いと結果オーライではなく過程も大切にするものです。そのために勉学に励んで、その知識を大いに活用しようとします。
- 高い目標を掲げると、無駄を省くため自ずと言動に取捨選択をするようになり、結果として簡潔、清潔となるのです。
- また達成に必要な事柄が明確となり、集中して取り組むことができるようにもなります。
- しっかりとした目標を掲げ、回り道はしても無駄足は踏まず、一歩一歩着実に進んでいくようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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