君侯、何若。若しく復たべからず数日中は忍ぶ也
―君侯何若若不可復忍数日中也―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 君侯何若若不可復忍數日中也。
- [書き下し文]
- 君侯(との)、何若(いかに)。若しく復たべからず数日中は忍ぶなり。
- [原文の語訳]
- 君侯(との)にはどうか事の次第で二度とないことですから数日中はたえられないでしょうか。
- [解釈]
- 数日で状況が変わりそうなので、もうしばらく辛抱してほしいということを遠回しに伝えているものですが、相手には通じませんでした。
- 理由がわからなければ受け入れられるわけがありませんが、状況によっては遠回しな言い方しかできない場合があります。
- 特に情に任せた状態の相手になかなか伝えることは難しいものです。
- 相手が直接言葉にしていないながらも、何を伝えたいのか察することができるようになりたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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