「牛レバ刺し」ダメなら「豚レバ刺し」を提供…って。え???

平成24年7月から、食品衛生法に基づいて、牛のレバーを生食用として「レバ刺し」等を販売・提供することを禁止されました。
その一方で、最近は居酒屋などで「豚レバー」のレバ刺しの提供が増えているそうです。

最近、名古屋でも中心部で「豚レバー刺し」がメニューに加わり始めてるそうで、だからといって無菌豚やSPF豚でもないようでし、「焼いて食べる用(生で食べるのは自己責任)」として出してるわけでもなく、ごく普通に「豚生レバー刺し」として提供してるそうです。
聞いただけでゾッとするのですが、法の抜け道というか、「まさか豚レバーを出すとは」という想定外というか。
これも集団での食中毒などの事件が発生でもしないと規制がかからないのでしょうか。

豚レバーをはじめとする豚、イノシシ、鹿の肉を生で食べると、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあります。E型肝炎は、劇症化する可能性もあります。
また、豚レバーを生で食べると、サルモネラ属菌や、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ等の食中毒のリスクがある(※)ほか、世界では、豚からの有鉤条虫、旋毛虫等の寄生虫への感染も報告されています。
※過去10年間で豚の生レバーが原因と考えられる5件の食中毒が発生しています。
豚のレバーは加熱して食べましょう。飲食店などの事業者でも、生食用としては提供せず、しっかりと加熱を行うようお願いします。

豚レバーの生食は、やめましょう|厚生労働省.

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました