「逸材はどこにいるか分からない」不意雙珠、近出老蚌、甚珍貴之

意わず雙珠、近き老蚌に出、甚だこれ珍貴

―不意雙珠、近出老蚌、甚珍貴之―

[原文](三国志 魏書 荀彧伝)
不意雙珠、近出老蚌、甚珍貴之
[書き下し文]
意わず雙珠(そうじゅ)、近き老蚌(ろうぼう)に出、甚だこれ珍貴(ちんき)
[原文の語訳]
思いもよらず二つの真珠が、近くの老いたどぶ貝から取れるとは、これは珍しくて貴重です
[解釈]
珍しい真珠が古いどぶ貝から出てくるとは思わなかったということで、二人の逸材が思いもよらぬところにいたということです。
まだ日の目を見ない野に力のある人がいるのですが、それを見つけることができるかは、評判を聞きつける人脈とともにその評判が確かなものか人選眼を備えていなければいけません。
親子を比べた時に「鳶が鷹を生む」なのか「蛙の子は蛙」なのかの二つに評価が分かれます。できれば前者と評価されるようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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