指麾をもって風雲を振るうべし
―指麾可以振風雲―
- [原文](三国志 魏書 賈詡伝)
- 指麾可以振風雲。
- [書き下し文]
- 指麾をもって風雲を振るうべし。
- [原文の語訳]
- 指図すれば風雲を起こす。
- [解釈]
- ひとたび指図を出せばその勢いは風雲を巻き起こすことができるということです。
- 強いカリスマ性をもった人が待望の登場となれば、その一言で形勢を有利に運ぶことも可能ですが、一方で強い権力を乱用すると周囲を大混乱に陥れる危険性もあります。
- 最近は経営の立て直しに請負人とも言われる経営者が請われるケースがあります。組織全体に理念を浸透させ、一致団結し改善をすすめることで見事に業績を回復させる事例もあります。
- 一方でトップや目立つ人のひと言が情勢を一変させるケースもあります。まさに風向きを変える指針表明ですね。
- 単なる鶴の一声ではなく、人々の心に響き共感させられるような言動を備えられるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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