明主と対するに精神非ずして接せず
―対明主非精神不接―
- [原文](三国志 魏書 劉曄伝)
- 對明主非精神不接。
- [書き下し文]
- 明主と対するに精神非ずして接せず。
- [原文の語訳]
- 明君と応対するのに精神がなくてまじえることできるだろうか。
- [解釈]
- 賢明な主と面談するのに、確立した精神がないのに、どうして意見を交えることができるかといういことで、上辺だけの言葉では見透かされるだけだということです。
- 明君に限らず、相手に対して誠心誠意をもって応対する必要があります。
- 商品を説明する際にストーリーをもって訴求するという方法がありますが、これもコンセプトや精神に繋がるものではないでしょうか。「あなた(お客さん)のため」という精神のもとに開発されたものですと。
- 根底となる精神を訴求され、それを理解することで「はっ」とさせられることがあります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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